チチのウェディングドレスは“チャイナ”じゃなかった「ドラゴンボール」悟空とチチの結婚式は貴重なワンシーン
チチといえばチャイナ風の服装ばかりなイメージが強いが、結婚式では美しいウェディングドレス姿を披露している。アニメオリジナル回の貴重なワンシーンに、当時の視聴者も目が釘付けになった。 【映像】チチの貴重なウェディングドレス姿(21分35秒ごろ~) 原作「ドラゴンボール」では、孫悟空(CV:野沢雅子)がマジュニアとの死闘を制し天下一武道会で初優勝を飾ると、次の話では5年後の物語がスタートする。しかし、アニメ版では続く「ドラゴンボールZ」開始までの5話に渡り、悟空とチチ(CV:荘真由美)が結婚式を挙げるまでの前途多難すぎるオリジナルストーリーが展開された。 チチの幼少期は、“本当に子どもか?”と思えるほど露出度の高いビキニアーマー姿が印象的だった。そして、18歳で出場した天下一武道会で悟空と再会を果たしたときは、チャイナ服が良く似合う美少女へと成長していた。 ドラゴンボールの中華風の世界観もあり、結婚式のチチのドレスもスリットが色っぽいチャイナドレス姿を想像してしまう人も多かっただろう。しかし、チチが結婚式で身にまとったのは母の形見だという純白のウェディングドレスだった。 「オラ、絶対幸せになるだ!」と笑顔を見せるチチと「チチ……綺麗だ……母ちゃんに負けねえだ!」と涙ぐむ牛魔王(CV:郷里大輔)の父娘の会話には、グッと込み上げるものも……。純白のウェディングドレスに身を包んだチチと、道着姿以外がなんとも見慣れない真っ白なタキシードを決めた悟空は必見だ。「ドラゴンボールZ」開始直前の回で、ラストのわずか30秒ほどという、貴重すぎるワンシーンだった。 しかし……悟空のおかげで訪れた平和こそが、チチを熱心で怖い教育ママにしてしまうなんて、幸せそうな2人の笑顔から誰が予想できただろうか……。 1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載され、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える鳥山明の同名漫画が原作。以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作され、20作を超える劇場版も公開されたほか、数多くのゲームシリーズにもなっている。 40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」が10月より放送中。 (C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
ABEMA TIMES編集部