今年はタケノコが豊作!? 今すぐ試したい! 酒のツマミにぴったりなアレンジ料理を大公開
今が旬の野菜、タケノコ。これから最盛期を迎え、よりお値打ちになっていきます。タケノコと言えば、炊き込みご飯に水煮などを思い浮かべますが、産地の農家だからこそ知っているおいしい食べ方や調理法を教えてもらいました。 【動画】3時のおやつやおつまみにも! サクサク食感がクセになるうまさの「フライドタケノコ」のレシピはこちら【8分23秒~】
2024年は豊作!1年ごとに出荷量が増減するタケノコの収穫事情
三重県桑名市は、東海エリア随一のタケノコ産地。300人以上のタケノコ農家がいる桑名市は、町のいたるところに農家さんのトラックが停まっています。車で走ること10分、作業中のトラックを発見しました。 土からまだほとんど出ていないものを収穫することで、より柔らかくておいしいタケノコが採れるのだそう。タケノコについて耳よりな情報を、農家さんに教えてもらいました。 (タケノコ農家・佐藤さん) 「去年は(タケノコが)出ない年だったんだけど。裏年と表年とあって、1年おきに出たり出なかったり」 実は桑名市では、1年ごとにタケノコの出荷量が増減を繰り返しています。2024年は「表年」と呼ばれ、前年より多くのタケノコが収穫でき、価格もお値打ちになるそう。そのため、竹林では一度収穫をすると穴だらけになるほど、タケノコが採れているのです。
定番の煮物から意外な食べ方まで色々!バリエーション豊かなタケノコレシピ
今が買い時のタケノコですが、10種類以上のレパートリーを持つ農家さんにおすすめ レシピを伝授してもらいました。 (タケノコ農家・佐藤さん) 「ベーコンをバターで炒めてから、タケノコを乱切りにして一緒に炒める。その後、とろけるチーズをかけて『タケノコチーズベーコン』」 また、別の農家さんは、茹でたタケノコに砂糖じょうゆとマヨネーズをつけて食べるとのこと。 集荷場に行ってみると、出荷待ちのトラックが行列を成していました。まだまだ出始めのタケノコですが、既に1日6トン以上も収穫され、過去には多い日で40トン以上出荷されたこともあります。また、タケノコをお値打ちに購入できる集荷場や産直には、朝からお客さんの行列ができていました。 (タケノコを買ったお客さん) 「タケノコのすしもおすすめ。かんぴょうみたいに甘辛く炊いて、細巻きに。すごくおいしいので、おすすめ」 他にも煮物を使った「タケノコの卵とじ」や「タケノコの酢みそあえ」など、数々のレシピが出てきました。