気を付けたい「改刷」にかこつけた犯罪 旧紙幣は使い続けられる
◇20年ぶり新札発行 気を付けたいのが「改刷」にかこつけた犯罪やデマだ。過去にもお札が切り替わるタイミングでは犯罪が多発しており、関係機関は警戒を強めている。 財務省は、新紙幣の発行に便乗し「旧紙幣が使えなくなる」とうそを言って現金をだまし取る詐欺が増えると警戒している。 2月にSNS上で「1~2年後に今の銀行券は使えなくなる。たんす預金をあぶり出し、誰がいくら持ってるのか(把握するのが)狙い」と誤った情報が広がったこともあり「これまでの紙幣も引き続き使用できる」と注意を呼びかけている。 日銀によると、発行された紙幣は法令に基づく特別な措置がない限り、使い続けることができる。