3連休は変わりやすい天気 気温は3月並みで花粉本格飛散へ
3連休は雨雪強まる所も 連休後半から3月並みへ
明後日8日(木)から9日(金)にかけては、弱い冬型の気圧配置となるでしょう。日本海側は雲が多く、北海道を中心に雪が続きそうです。北陸も断続的に雨や雪が降ったりやんだりするでしょう。 3連休初日の10日(土)は、日本海を低気圧が通過する見込みです。北陸から北の日本海側を中心に雪や雨が降るでしょう。11日(日)から12日(月)にかけては、晴れる所が多いですが、日本海から近づく気圧の谷が通過するため、一時的に雨や雪が降り、日本海側は降り方の強まる所もある見込みです。九州から東海の太平洋側でも雨の降る所があるでしょう。降る時間は短いですが、外出時は傘を備えておくと安心です。 全国的に、今週後半から気温が上昇傾向です。3連休中は、最高気温が3月並みの所が多くなるでしょう。 特に、12日(月)以降、南に高気圧、北に低気圧の南東北低型となり、南から暖かな空気が流れ込む見込みです。13日(火)は各地で気温が上昇し、最高気温は九州や中国、四国で15℃を超えて、近畿から関東も15℃に迫る見込みです。北陸や東北、北海道も春先の気温となるため、雪の多い所では、融雪による災害や雪崩にご注意ください。 また、そろそろ花粉が本格的に飛散するシーズンが迫ります。今週後半は気温の上昇によって、広い範囲で花粉が飛散しやすい条件となるでしょう。花粉症の方は、早めに病院で薬を処方してもらうなど、対策を行っておくと安心です。
日本気象協会 本社 石榑 亜紀子