制限なしFAのポール・ジョージ、シクサーズと4年契約に合意…現地報道
7月1日(現地時間6月30日、日付は以下同)、昨シーズンまで所属していたロサンゼルス・クリッパーズから制限なしFAとなっていたポール・ジョージが、フィラデルフィア・セブンティシクサーズと4年契約に合意した模様。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者らが報じている。 昨シーズンまでクリッパーズに所属していたジョージは、6月30日に来シーズンのプレーヤーオプションを破棄。制限なしFAとなってから1夜明けた1日、FA選手との交渉が解禁となった日に早速移籍先が決まった形となる。報道によれば、シクサーズとジョージは4年2億1200万ドル(約342億円、1ドル161円換算)のマックス契約で合意に達したとされている。 ジョージは2010年のドラフト10位でインディアナ・ペイサーズに入団しNBAデビュー。2013年にはそのシーズンで最も成長した選手に送られるMIP(最成長選手賞)を受賞している。2017年にオクラホマシティ・サンダーに移籍し2シーズン過ごしたのち、2019年にクリッパーズへ加入。2019年にはスティール王を獲得し、これまでのキャリアで合計9度のオールスター選出、6度のオールNBAチーム選出に輝いている。 昨シーズン、ジョージは74試合の出場で平均33.8分プレーし、平均スタッツとして22.6得点5.2リバウンド3.5アシスト1.5スティールを記録。3ポイントシュート成功率は41.3パーセント(平均3.3本成功)をマークしている。 来シーズンでNBAキャリア15年目を迎えるベテランは、悲願の優勝を成し遂げるチームへの加入を決断したようだ。シクサーズには大黒柱のビッグマンであるジョエル・エンビード、制限付きFAであり再契約が濃厚とされているガードのタイリース・マクシーという二枚看板が控えており、早くも3人のケミストリーに注目が集まる。
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