Windows 11をもっと使いやすく!スタートメニューは簡単にカスタマイズできる。
2. システムフォルダへのクイックアクセスを追加する
デフォルトのスタートメニューには、設定やエクスプローラー、ダウンロードといった重要なシステムフォルダへのクイックアクセスは入っていません。 たとえば私の場合、これらのフォルダのなかには、日々のタスクでしょっちゅうアクセスしているものがあります。なので、スタートメニューでこれらにすぐにアクセスできれば、それだけでも時間の節約につながります。 助かることに、これらのショートカットを追加すれば、移動を高速化することができます。 設定を開き、左のパネルの個人用設定をクリックします。次に、右パネルのスタートをクリックします。 フォルダをクリックします。 スタートメニューに表示させたいフォルダのトグルをオンにします。たとえば、設定やエクスプローラー、ドキュメント、ダウンロード、ミュージック、ピクチャ、ビデオ、ネットワーク、個人用フォルダがあります。 オンにすると、スタートメニューの右下隅にある電源ボタンの横に、クイックアクセスのショートカットが小さなアイコンとして表示されます。 これらのショートカットを追加すれば、メニューをいくつも検索しなくても、重要なシステムに素早くアクセスできるようになります。
3. スタートメニューのオプションをさらにカスタマイズする
Windows 11には、レイアウトとショートカット以外にも、スタートメニューをカスタマイズするためのオプションが用意されています。 たとえば、スタートメニューには、インストールしたほうがいいおすすめアプリが表示されますが、これが的外れであればオフにできます。 やり方は、個人用設定>スタートを開き、ヒント、ショートカット、新しいアプリなどのおすすめを表示しますのトグルをオフにします。 また、ピン留めしたアプリの下にあるおすすめもカスタマイズできます。スタートの設定で、最近追加したアプリを表示するや、最近開いた項目をスタート、ジャンプリスト、ファイルエクスプローラーに表示するのオプションをオンにします。見た目をすっきりさせたければ、おすすめを完全にオフにすることもできます。 スタートメニューでは、アプリのフォルダも作成できます。どれかひとつアプリを選び、そのアイコンを別のアプリのアイコンの上にドラッグすると、フォルダが作成されます。 このようにして、関連するアプリ同士をフォルダにまとめれば、スタートメニューを整理できます。あとは、フォルダの名前をその内容を示す名前に変更しましょう。 これで、スタートメニューはすっきり片づきます。スマホのホーム画面を整理するのと、要領は同じです。 システムフォルダへのショートカットのクイックアクセスをオンにする方法についてお話ししたついでに言うと、一部のフォルダが別のフォルダのなかに埋もれてしまっていることがよくあります。 このようなフォルダもスタートメニューにピン留めすると、ピン留めされたアプリと並んで表示されるので、そこにクイックアクセスできるようになります。 やり方は、エクスプローラーを開き、対象のフォルダを右クリックします。その他のオプションを表示を選び、さらに、スタートにピン留めするを選びます。 もちろん、スタートメニューの並びを変更することもできます。デフォルトの真ん中に表示されるスタートメニューはWindows 11の特徴のひとつですが、お好みで、従来の左並びに戻すこともできます。 今回紹介したオプションをいろいろ試してみることで、Windows 11のスタートメニューをあなたの好みや日々の仕事の流れにぴったり合ったものに変えられます。 効率やパーソナライズのためにスタートメニューをカスタマイズする以外にも、配色や透明効果といったほかの機能もありますので、ぜひ試してみてください。きっと、あなただけのWindowsエクスペリエンスが生まれるはずです。 Original Article: Customize the Start Menu to Navigate Windows 11 Better by MakeUseOf
ガリレオ