大村知事、愛知独自に“緊急事態宣言”へ(全文3完)61医療機関に計250床を確保
エリア分けを行い感染防止に万全を期する
それから、基本的には元気な方といいますか、もう症状が出てない方を受け入れますので、自分で車で来てもらうか、誰かに送ってもらうということでありますが、そういった、途中で寄ること、それはありませんと。それは重々、そういうことのないようにいたします。それから施設内での感染防止対策につきましては、これは【オウ**00:38:30】エリアと生活エリアの区分けを行い万全を期するということと、これは藤田医大の岡崎医療センターで受け入れの責任者をやられた土井先生にもご指導いただいて、万全の感染防止対策を取っているということでございます。ということで、万全を期していきたいというふうに思っております。 それから最後は、これは、これまで私どもがやってきたものに、最後の医療のところを少し書き加えまして整理をいたしました。新型コロナウイルス感染症に対する医療体制として、あらためて、愛知方式といいますか、名前で呼んだほうが分かりやすいのかなと思いますので、愛知方式という形でこれをこれから運用をさせていただきたいと思います。 こういう発熱なりいろんな症状がある方は保健所につくりました帰国者・接触者相談センターにご相談をいただき、そして愛知県内に46ある帰国者・接触者外来に、またそれは、必要な方はご相談をしていただいて、そして検査を実施をし、愛知県の衛生研究所、120、いや、もっとやってるんですけどね。きのうだけでも168だったかな、県だけで。ということで、名古屋市さんのものを足しますと、だいたいマックスで今まで270とか280やっておりますので、そういう意味ではフル回転で。これから豊田、岡崎、豊橋がこの2~3日前から検査やれるようになりましたので、それと民間検査機関を入れますと、マックスでやれば三百何十とか、能力的には400以上でもできることにはなっておりますので、しっかりやっていきます。
中等症の人は重点医療機関に入院
そうした検査を実施した上で、そのあと患者さんを入院させるということでありますが、今日から宿泊施設を開けましたので、今後は3月24日に設置をいたしましたこの医療調整本部におきまして、今までもここで調整、ここと保健所で調整してたんですけど、そこと病院でね。現場現場でもう速やかに調整をしてきましたが、引き続き現場でしっかり調整いたしますので、今後はこの入所施設を動かしましたので、県民の皆さまに分かりやすい説明ということで、入院調整を調整本部が行い、今もやってるんですけど、これまでもずっとやってまいりましたが、こういう形でやり、そして重症の方は救命救急センターを中心に、それから中等症の方は重点医療機関に入院、協力医療機関に入っていただく。そして無症状、軽症の方は自宅、宿泊施設等。で、宿泊施設は今、今回63室のものをオープンいたしましたが、もう1つ、今もう準備をしておりまして、合わせますと200室ということになります。さらにもう1つ、そしてもう1つ。あと2つ、また今準備をしておりますので、さらにこれは拡大をしていけるというふうに思っております。 ただ、施設だけ用意して、私もずっと申し上げてますが、患者さんに鍵を渡して、はい、そこに入ってくださいっていうわけにはいかないので、受け入れてきちっとあれして、注意事項を申し上げて、これ以上、この外出ちゃ駄目ですよということを言いながら、そして毎日毎日、検温チェックさせていただきますとか、いろいろなことを言って、そして医師、看護師がメディカルチェックしなきゃいけませんので、そういう体制を順次整えながらという形でやっていこうと思っております。これをあえて言うとすれば、分かりやすいという意味で愛知方式という形で、もう宿泊施設は開けましたので、そういった形で重症、中等症、無症状、軽症の方を、それぞれに合わせて対応をしていきたいというふうに思っております。