ユヴェントスがモンツァに勝利 [写真]=Getty Images

　セリエA第17節が22日に行われ、モンツァとユヴェントスが対戦した。 　ここまで16試合を消化したリーグ戦で6勝10分を記録し、勝ち点「28」の6位につけているユヴェントス。今夏にチアゴ・モッタ監督を招へいした同クラブは開幕から無敗を維持しているものの、首位争いを演じるチームたちからはポイントで大きく離されている。対するは、ここまでわずか1勝のモンツァ。先に試合を終えたヴェネツィアが勝利したため、暫定最下位に転落したなかユヴェントス戦を迎えた。 　試合は、14分にユヴェントスがスコアを動かす。立て続けにコーナーキックを獲得すると、キッカーを務めたトゥーン・コープマイネルスが左足でインスイングのクロスを供給。GKの手前に鋭いボールが送られると、ニアを抜けたクロスにウェストン・マッケニーが合わせる。敵地へと乗り込んだアウェイチームがセットプレーで先制した。 　一方のモンツァも22分に敵陣内でポゼッション。左サイドでパスを受けたギオルゴス・キリアコプロスが縦に流し、アンドレア・カルボーニがダイレクトでボックス内へと折り返す。マイナス方向に飛んだボールにサムエーレ・ビリンデッリが反応。豪快なダイレクトボレーを叩き込み、すぐさまゲームを振り出しに戻した。 　追いつかれたユヴェントスだったが、39分に再び勝ち越しに成功。敵陣右サイドにポジションを取ったニコロ・サヴォーナへパスが渡り、左足に持ち替えながら大外にクロスを送る。飛び込んできたマッケニーの折り返しは相手にカットされたものの、空中に浮いたセカンドボールがゴール前に向かう。マヌエル・ロカテッリが体を張って収め、ニコラス・ゴンサレスがシュート。ユヴェントスが再度モンツァからリードを奪った。 　後半も支配率で上回りながら複数の決定機を作ったユヴェントス。しかし、最後まで追加点は挙げられずに2－1で終了。勝利を収め、リーグ戦5試合ぶりの白星を掴んだ。次節、モンツァは28日にアウェイでパルマ・カルチョと対戦。ユヴェントスは29日にホームでフィオレンティーナと対戦する。 【スコア】 モンツァ　1－2　ユヴェントス 【得点者】 0－1　14分　ウェストン・マッケニー（ユヴェントス） 1－1　22分　サムエーレ・ビリンデッリ（モンツァ） 1－2　39分　ニコラス・ゴンサレス（ユヴェントス）