[1.0L・3気筒VTECターボ]の快感!! 現代の「シティターボ」もなかなか走れるヤツでした!!
■新生シティターボの乗り味は?
まず外観は、LEDヘッドライトとハニカム状のグリルに加え、各部をグラックアウトした精悍なフロントフェイスが印象的だ。サイズ的には、フィット以上、シビック以下といった位置づけになる。 そしてパワーユニットは、1.5L直列4気筒ハイブリッドのe:HEVと、1L直列3気筒VTECターボの2本立て。今回は、VTECターボに試乗した。 最高出力は122psと控えめだが、低回転域から立ち上がるブーストと、1187kgという軽量ボディの相乗効果で軽快そのもの! スポーティな味付けが好まれるタイのお国柄か、はたまた街中でも攻めた運転を強いられる交通事情に合わせてか、足まわりもかなり引き締められてキビキビと走る。タイトな峠を走ったら楽しそうだ。 絶対的な速さこそないが、想像どおり個人的に超好みの乗り味!CVTのみというのが残念だが、ぜひ日本導入してもらいたい1台だ。
■シティでは初のRSグレードを設定
現行モデルで7代目になるシティだが、RSグレードが設定されたのは初。 タイではスポーティグレードの人気が高く、シティやシビック、アコードのほか、SUVのCR-VやWR-V、HR-Vなど、現地販売車両の多くでRSグレードが設定されている。シティの場合、エアロなどの外装面がRSグレード専用になっている。