米長官、イスラエルに苦言 ガザの犠牲者増加で
【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は7日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザで続ける軍事作戦を巡り「民間人を保護するという意図と現地での結果には隔たりがある」と述べ、一般市民の犠牲者が増え続けている現状に苦言を呈した。ワシントンでキャメロン英外相との会談後の共同記者会見で語った。 イスラエルを支援するバイデン政権は、イスラエルに対する国際社会の反発が強まっていることを警戒。バイデン大統領は7日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、民間人保護や人道支援に一層取り組むよう促した。 バイデン氏はヨルダンのアブドラ国王とも電話会談し、ガザの人道危機打開に向けて議論した。