【菊池日菜さん】大会で撮られた1枚の写真をきっかけにSNSで大バズり! “卓球界の天使”の素顔
偶然撮られた写真がきっかけでSNSフォロワー数が15倍に!
大会で撮られた1枚の写真をきっかけに、SNSで”卓球界の天使”と呼ばれ、一躍注目を浴びた菊池日菜さん。現役大学生であり、卓球選手、そして新たに芸能活動をスタートさせた彼女に、注目している美容や今後の目標をインタビュー。 【写真】菊池日菜さん
透き通るほどの白い肌、輝く大きな瞳、やわらかな語り口調は、まるでアイドル!? オフショルダーのトップスとチュールスカートのガーリーな衣装がとても似合いますが、本人は「ふだんはスポーツウエアばかりなので、こういう可愛いお洋服を着たのはほぼ初めてです」と意外な一面が。菊池日菜さんは、体育大学に通う女子大生であり、卓球で全日本選手権への出場を目指すアスリート。彼女が注目を浴びるようになったのは、SNSにアップした1枚の写真がきっかけでした。 その写真は、Tリーグ(日本のセミプロ卓球リーグ)のボールガールを務めたときのもので、観戦していた人から送られてきたものを投稿したところ、瞬く間にシェアされ、SNS上ではナチュラルなポニーテールと美バランスな横顔が可愛い!と大バズり。2000人ほどだったXのフォロワー数は、わずか3日ほどで3万人以上に増加し、“卓球界の天使”と呼ばれるように。複数の芸能事務所からもスカウトがあったそう。 中学生から何気なく始めた卓球。その面白さにハマり、高校は、卓球の全国大会常連校である青森の高校へ。親元を離れ、遠く離れた地で高校生活をスタートさせた。その環境はまさに卓球一色!「SNS、恋愛、メイクが禁止という環境の中、とにかく厳しい練習や慣れない寮生活に涙した日もありました。しかも強い選手ばかりなので、なかなか上に上がれない日々が続いて……。3年生でやっとレギュラーに入ることができましたが、残念ながら試合に出ることはできませんでした。それでも続けることができたのは、やっぱり卓球が好きだからです」。 卓球の名門校に所属する人の多くは、幼少期から卓球を始めていると言われる中、彼女は中学生からのスタートだった。「まわりの人たちより卓球歴は短いけれど、それまでは器械体操をやっていたので、柔軟性、とくに股関節の柔らかさは細かい脚の動きが大切となる卓球という競技に有利だったように思います」。 今年1月には、全日本選手権の予選である青森大会で混合ダブルス優勝を果たす。「その大会決勝は、偶然にも高校の先輩との対戦になりました。高校時代は1度も勝てなかったのですが、初めて勝つことができ、優勝できたのはとてもうれしかったです。今後は、得意とする3球目攻撃(サーブを出した後、相手のレシーブを狙い打つ攻撃)を武器に、もっとレシーブを強化して磨きをかけたい」と意気込みます。 そして、いくつかの芸能事務所からスカウトを受けたことをきっかけに、モデルへの興味も湧いてきたという菊池さん。大学3年生になった今年の春から、フリーアナウンサーの森 香澄さんも所属する芸能プロダクション「seju」への加入を発表し、ファンを驚かせました。「卓球は、同世代の人たちを見ても、まだまだマイナースポーツだと思われがち。私が発信することによって、卓球に興味を持ってくれる方が増え、広げることができたらいいなぁと思っています。芸能界での目標は、引退されても卓球を広める活動をされている石川佳純さん、芸能生活とアスリートを両立されている武井壮さんです! 」。“卓球界の天使”は、さまざまな夢と希望にあふれています。 ●モデル/大学生 菊池日菜さん 2004年埼玉県生まれ。幼い頃から器械体操を始める。中学生から始めた卓球に夢中になり、高校は青森の強豪校へ入学。現在、東京女子体育大学で卓球部に所属。全国大会に出場するなど、活躍を見せている。芸能プロダクション「seju」に所属。 撮影/浜村菜月(LOVABLE) ヘア&メイク/夢月(スリーピース) スタイリスト/日奈子 モデル/菊池日菜 取材・文/靍田由香 企画/佐藤 陽(MAQUIA ONLINE)