手取り年収「1000万円」を目指したいのですが、実際いくら稼ぐ必要がありますか?「税金」や「社会保険料」はどのくらい引かれるのでしょうか…?
年収1000万円の手取り額は?
年収1000万円の場合も同様に東京都在住の30代会社員を想定して計算します。健康保険料は49万7004円、厚生年金保険料は71万3700円です。社会保険料の合計額は121万704円になります。 所得税は84万4359円、住民税は64万5929円なので、税金の合計で149万288円です。 1000万円-121万704円-149万288円=729万9008円が手取り額になります。約270万円が税金や社会保険料で引かれることがわかりました。
手取り額がいくらになるか確認してみましょう
収入が多くなればなるほど、税金や社会保険料が多く引かれるので手取り額も減ってしまいます。年収1000万円の場合は約270万円が引かれますが、1500万円の場合は約470万円も引かれることがわかりました。そのため、手取り額で1000万円の収入を目指す場合は、年収1500万円が必要になります。 年収は収入を考えるうえで気になるところですが、手取り額も重要です。年収で一喜一憂するのではなく、いくら税金や社会保険料が引かれるのかを確認してみましょう。 出典 全国健康保険協会 令和6年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表 日本年金機構 令和2年9月分(10月納付分)からの厚生年金保険料額表(令和6年度版) 国税庁 No.1199 基礎控除 国税庁 No.1410 給与所得控除 国税庁 No.2260 所得税の税率 東京都主税局 個人住民税 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部