アドビ、「Camera RAW」で映り込みを取り除く機能など告知
アドビは12月12日(火)、写真編集ソフト「Adobe Photoshop」に付帯する「Adobe Camera Raw」のアップデートを告知。窓ガラスなどの映り込みを除去する機能「Reflection Removal」を今週中に実装すると発表した。AIを活用し、これまで手作業での修正が困難だった課題の解決に挑む。 また、風景や建築物など、コントラストの高いモノクロ写真の品質を向上させる「Adobe Adaptive Profile for Monochrome」のベータ版も公開する。 Lightroomについては、「Photoshop」との連携も強化。Lightroomで編集した写真をPhotoshopでスマートオブジェクトとして開けるようになり、複数ファイルをレイヤーとして扱えるようになる。 いずれも具体的なリリース時期は明らかになっていない。 なお「Adobe Lightroom」が、アップル選定の「2024 Mac App of the Year」を受賞した。AIを活用した編集機能の革新性が評価されたという。
デジカメ Watch,本誌:佐藤拓