調布・電通大の中高生向け理系進路支援「匠ガール」 冬休みにラボ体験を
電気通信大学(調布市調布ケ丘1)の女子中高生の理工系進路選択支援プログラム「匠(たくみ)ガール」が12月27日、「冬休みは電通大でラボ体験2024」を開催する。(調布経済新聞) 【写真】今夏のラボ体験の様子「航空機周りの空気の流れ」 同大はこれまで、情報や理工学に関心を寄せる高校生向けの実験体験イベント「UECスクール」や、茶話会形式で大学生活や研究について話が聞ける「UECスクールCafe」などを行ってきた。匠ガールは女子中高生向けに行う企画で、普段入れない大学研究室(ラボ)で現役の教員から直接指導を受けることができる。 今回の体験プログラムは「脳が学習する仕組みを体験して学ぼう」「モーションセンサーで作るインタラクティブ・アート」「樹脂とワイヤでヒトそっくりな指ロボットを作って持ち帰ろう」「簡易二足歩行ロボットを歩かせよう」「とても強い磁場を液体や生き物にかけてみよう」「航空機周りの空気の流れ スーパーコンピューターの威力と可視化の美」「未知の発光酵素を精製してみよう」「ナノテクで宝石を作ってみよう」「エレクトロニクス志向の材料づくり 匠な物質科学と有機化学」。参加希望者はプログラムから1つを選び専用フォームで申し込む。 問い合わせ窓口となっている男女共同参画・ダイバーシティ戦略推進室特任准教授の片岡寛子さんは「大学のラボで実験ができる貴重な機会。冬休みを利用して、教員や先輩たちと一緒に研究の楽しさを体験してほしい」と呼びかける。 募集期間は11月29日~12月9日。応募者多数の場合は抽選を行い、結果を12月13日に連絡する。
みんなの経済新聞ネットワーク