下出卓也が正月V狙う/ボートレース三国
ボートレース三国の「第50回初夢賞」は2日から開催される。2024年は能登半島地震の影響で中止となったため、2年ぶりの開催となる。 注目は2024年12月の当地71周年を制した下出卓矢。スタート事故があった優勝戦ながら、地元で唯一の優出を果たし牙城を守り抜いた。今回も当地周年覇者として堂々と臨み、地元正月レース初制覇を狙う。 福井支部のレジェンド・今垣光太郎は、A2級降格により71周年には11年ぶりに出場を逃したが、今節は優勝を目指してファンの期待に応える構えだ。 今垣が不在の71周年で総大将を務めた中島孝平は、準優勝戦で絶好枠を手にしながらまさかの敗退。悔し涙を飲んだ雪辱を果たすべく、シリーズVに向け気合十分。 また、前走地宮島で優出3着の武田光史や高速ターンを武器とする萩原秀人、前走地下関で優出2着の切れ味鋭い松田祐季ら福井支部のトップレーサーたちがV戦線を盛り上げる。 1日は曇り空の下、前検が行われた。中島は「直線、行き足が物足りないかも。でも乗っている感じは悪くないし、このままでレースしてみたい気持ちもある」と不満を口にしつつも、手応えを感じている様子だった。
マクール