【ボクシング】井上尚弥、拓真兄弟が5・6ドーム決戦解説 7・15WOWOWライブで放送
プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31)、WBA世界バンタム級王者井上拓真(28=ともに大橋)が兄弟そろって「5・6ドーム決戦」を解説する。7月15日午後9時からWOWOWライブで放送されるエキサイトマッチSP「井上尚弥VSネリ」「井上拓真VS石田匠」に出演すると16日、発表された。5月6日、東京ドームで臨んだ世界戦を選手本人解説で振り返る。 創刊100年以上の歴史と権威のある米老舗専門誌ザ・リング選定のパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強ボクサー)2位で世界4階級制覇王者となる兄尚弥はWBC世界スーパーバンタム級1位ルイス・ネリ(メキシコ)の挑戦を受け、6回TKO勝利。弟拓真はWBA世界バンタム級1位石田匠(井岡)の挑戦を受け、3-0の判定勝利を収めた2度目防衛戦となる。 90年2月の元統一ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)以来、約34年ぶりとなった東京ドームでのプロボクシング興行。兄尚弥は日本人として初めてメインイベンターを務めた。弟拓真と兄弟そろって東京ドームで防衛成功したのも初めて。日本ボクシング界に歴史を刻んだビッグイベントでの世界戦を井上兄弟が選手本人目線であらためて語ることになる。