悲願の初Vへ、人気若手レーサー河内桜雪が好スタート!すでに同期は7人が優勝「焦ってます」/ガールズケイリン
佐世保競輪場のミッドナイト「ウィンチケミッドナイト競輪(F2)」は7日、初日を開催。2Rのガールズ予選1に出走した河内桜雪(21歳・群馬=122期)に話を聞いた。 佐世保初登場の河内桜雪が、前受けから先行した田中まいの番手に入り直線で鋭く抜け出した。 「良かったです。(戦法がわからない)新人レーサーもいたし、何があっても前々にいようと思っていた。アップのローラーから軽かったし、レースでの動きも悪くなかった。ここ最近の中では一番脚が軽いですね」 前節の豊橋に続いての初日1着をゲット。悲願の初優勝へ幸先良く滑り出した。 「もう本当にそろそろ優勝したい。同期もかなりしてるので。焦ってますね」 122期生は7人がVを経験。養成所時代は競走得点3位だった河内にとっては後れを取っているのが悔しくてたまらないのだろう。しかも本デビュー後は準優勝が5回。あと一歩、届いていないのがさらにその気持ちを増幅させている。 今節はガールズケイリンフェスティバル出場選手が不在。傑出者がいない上に、直近4か月の競走得点は上から3番目。上の2人が同期の松本詩乃と渡部遥とあって負けたくない思いも強いだろう。 「前回も初日1着だったのにその後が良くなかった。今回こそは。頑張ります!」 七夕の夜に、再び初Vへの思いを強くした。2走目も仕上がりの良さを生かして前々に攻める。(netkeirin特派員)