もんでまわして気持ちいい「第二の心臓・ふくらはぎストレッチ」【腰痛改善】にも効果あり!
腰痛を緩和させる方法は腰のマッサージだけではありません!第二の心臓とも呼ばれている下半身の重要部分「ふくらはぎ」をほぐすことで、腰痛の緩和が期待できます。 ◆写真で詳しいやり方を見る|もんでまわして気持ちいい「第二の心臓・ふくらはぎストレッチ」 ■ふくらはぎと腰の関係性 腰から遠く離れているふくらはぎ。「特に関係がないのでは?」と思っている人も多いと思います。実はふくらはぎには、坐骨神経など腰に関連する反射区(ツボ)があるのです! 他にもふくらはぎには、背中や肩、頭につながる大事なツボなどもあるので、腰痛だけでなく、肩こりや頭痛の予防にもつながります。 ちなみに東洋医学では、脚の反射区を刺激することにより、関連する部位の血流が改善されて機能が高まったり、痛みをやわらげるなどの効果がある、と考えられています。 ■ふくらはぎのポンプ作用で血流もアップ ふくらはぎには筋ポンプ作用があり、血流を良くします。筋ポンプ作用とは、ふくらはぎの筋肉が伸び縮みすることで血液を心臓に戻す役割のこと。それがふくらはぎは第二の心臓と呼ばれている理由となります。 筋ポンプ作用で血流が良くなると、脚に溜まった血液が全身を回り、むくみや、冷えが改善します。 腰と関連する反射区を刺激して腰痛予防をしながら、筋ポンプ作用で全身の血流をアップ。この二つのアプローチでさらなる腰痛改善が期待できるというわけです。 ■入浴しながらできるふくらはぎほぐし 入浴中に行うと、全身を温めながらほぐしができるので、より高い効果を感じられます。 ①浴槽に脚をまっすぐ伸ばして座り、その場でバタバタと動かします。 ②右のくるぶしを左腿の上にのせ、右足の指を1本ずつほぐします。 ③足の指と手の指を絡め、足首を回します。 ④すねにある骨と筋肉の間に両手の親指を差し込み、もみほぐします。 ⑤ひざを立て、ふくらはぎを両手で包み込みもみほぐします。 ⑥膝を立てたまま脚を浮かせて、膝裏に親指をグッと入れて脚をぶらぶら動かします。 ※反対の脚も同様に行いましょう。 ライター/中村優希(ヨガ講師)
中村優希