⚽静岡学園、東福岡の堅守切り崩せるか 全国高校サッカー選手権 4日に準々決勝
サッカーの第103回全国高校選手権は4日、準々決勝4試合を行う。静岡県代表の静岡学園は午後2時10分から川崎市のU等々力で東福岡と対戦する。勝ち上がれば、静岡学園が優勝した第98回大会以来5年ぶりの県勢4強となる。 東福岡は静岡学園と同じプレミアリーグ西地区所属。全国選手権は3年ぶり23度目の出場で、9年ぶりの優勝を目指す。今夏の全国高校総体は福岡県大会で敗れたが、全国選手権県大会は3試合無失点。全国大会も3戦無失点と堅守が光る。伝統のサイド攻撃にも磨きをかけ、着実に勝ち進んできた。 静岡学園は全国3戦6得点で無失点と、攻守ともに危なげなく準々決勝へと進出。強固な守備を誇る東福岡に対し、静岡学園がテクニックを駆使して先制できるかが注目だ。 静岡学園は3日、さいたま市内で練習し、CKやFKの確認を入念に行った。今季のプレミアリーグで東福岡との対戦成績は1敗1分け。主将のDF野田は「パスをつないでドリブルでかわしていければ、チャンスはある」と雪辱に燃える。
静岡新聞社