夫に対して「無駄遣いのしすぎでは?」と思うことが多々あります。夫婦の収入についてどのように考えればよいでしょうか?
お金の管理がうまくいっていない夫婦の特徴
それぞれの収入の使い方や管理について、トラブルが絶えない夫婦には、いくつかの共通点があります。 まずは、現在の家計状況を共有していないことです。共働きで忙しい、お金に関する話し合いに抵抗を感じるなどの理由で、夫婦での話し合いの必要性を認識しているものの、先延ばしになっているケースが多くみられます。 次に、収入が多い反面、支出も多いことです。特に共働きの場合では、時間がないことから外食が多くなりがちです。また、夫婦それぞれでちょっとした無駄遣いも多くなり、ひと月単位でみた場合、数万円もの支出となっているケースもあります。 そして、夫婦それぞれに収入がある場合には、貯蓄に関してもルーズになりがちです。お互いのお金の管理に関して認識しておらず、貯蓄はパートナーがしているだろうと思い込んでいるケースがあります。
お金に対する考え方をお互いに知る
個々の収入は個々のものですが、将来のための貯蓄や家計の管理は夫婦の連帯責任であることを認識しなければなりません。 相手の了承を得ずに生活に影響があるような大きな買い物をする、貯蓄を相手任せにしてしまうなど、どちらか一方に負担がかかるような考え方は、後々のトラブルにつながる恐れがあるため注意が必要です。 ただし、夫婦それぞれで生活費の分担や金銭管理に対する考え方が異なり、話し合いがうまくいかないことも考えられます。まずは、お互いが収入に対してどのような意識を持っているかを知り、お互いの考えを尊重しつつ話し合いを進めていきましょう。 出典 e-GOV 民法 第七百六十二条 夫婦間における財産の帰属 公益財団法人ハイライフ研究所 現代家族のライフスタイルとストレス e-GOV 民法 第七百六十条 婚姻費用の分担 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部