アレグロブリランテ、力みなし 上原佑師「秋は菊花賞を目標にと思ってのここ」【ラジオNIKKEI賞】
◇27日 ラジオNIKKEI賞追い切り(美浦トレセン) 無理に出していくことなく柔らかく伸ばした。アレグロブリランテ(牡3歳、美浦・上原佑)は坂口(レースは横山和)が騎乗し、美浦Wでボーデン(6歳オープン)と併せ馬。1馬身先行すると、馬なりで力まず、軽やかに同入した。 追い切りを終えて、馬を出迎えた上原佑師は納得の笑顔。「週初めから動きに切れがありましたし、後ろから来られてのプレッシャーがあってもマイペースで来られましたし、最後も無理せず。よかったと思います」。万事、もくろみ通りに仕上がった。 今回は皐月賞以来、秋に向けての再始動戦。その皐月賞は15着と大敗したが、さしたるダメージなく、秋の飛躍を目指せる。「瞬発力タイプではなく、スタミナや持久力を生かすタイプ。秋は菊花賞を目標にと思ってのここです。ハナにはこだわりませんが、先団にいた方が持ち味が生きますよね」。福島芝1800メートル戦は新馬戦で早めに進出して押し切って勝っている。秋へ向けてのステップにするため、ここで結果を出す。
中日スポーツ