第2新弟子検査を18日に実施 体の小さな入門希望者が対象 日本相撲協会
日本相撲協会は17日、5月の夏場所(12日初日、両国国技館)の御免祝いを開いた。19日には第2新弟子検査(国技館)を実施する。 同検査は、現行の基準となっている身長167センチ以上、体重67キロ以上(春場所受検の中学卒業見込み者は165センチ以上、65キロ以上)に満たない志望者が対象で、運動能力テストで合否が判定される。背筋力、反復横跳び、50メートル走など7項目で実施は東京開催場所の新弟子検査に限られる。 平成13~24年にかけて、体の小さな入門希望者を対象にした第2新弟子検査が実施され、元関脇豊ノ島、平幕照強ら7人の小兵の関取を生んだ。入門者減に歯止めをかけるため、令和5年9月の理事会で第2検査の復活を決めてから初の実施で、佐渡ケ嶽部屋へ入門する1人が受検する。