【晴れ着やスーツ姿で式典に臨む参加者ら＝大紀町崎のコンベンションホールで】

　【度会郡】大紀町は2日、同町崎のコンベンションホールで「20歳の集い」を開いた。対象者67人のうち50人が出席し、大人への一歩を踏み出した。 　実行委員会の8人が町と連携して式典の準備を進め、当日は司会や受け付けなど役割分担して式に臨んだ。 　服部吉人町長は「今後も夢を持ち、目標に向かい勇気を持って挑戦してほしい」と激励した。 　代表して謝辞を述べた皇學館大学2年の藤原彩花さん(20)は、「大紀町出身者としての誇りを胸に一人の社会人としての自覚を忘れず、責任ある行動と人を思いやる優しい心を持って社会に貢献していきたい」と決意を新たにした。 　式後、晴れ着やスーツ姿の参加者らが新たな門出と再会を喜び合い、記念撮影を楽しんでいた。 　伊勢保健衛生専門学校2年の谷口七海さん(19)は「自分が20歳という実感はないけど、これからは自分の行動に責任を持ち、いい大人になりたい」と話した。