「トクリュウ」の犯罪防ぐ 滋賀県警に犯罪抑止戦略推進本部
びわ湖放送
「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆる「トクリュウ」による犯罪が全国的に多発しているのを受け、滋賀県警本部に26日、犯罪抑止戦略推進本部が設置されました。 26日、設置された県警本部長をトップとする犯罪抑止戦略推進本部の会議には、生活安全部長や刑事部長など21人が出席しました。 「トクリュウ」とは、SNSなどを利用して、犯罪実行犯を募り、匿名性の高い通信手段を用いて、緩やかに結びついたメンバー同士が役割を入れ替わりながら犯罪行為を行うグループのことで、全国で初めて、県と警察が協力し、対策を進めていくとしています。 26日の会議では、「闇バイト」への応募の注意喚起として県警本部長が発信する動画を周知するほか、市町や関係機関などと連携して、チラシを配布するなどの取り組み内容が確認されました。 推進本部では、今後、県の取り組みも交えて、対策を強化していきたいとしています。
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