受け子か 自称高校生の17歳少女を“ニセ電話詐欺未遂”で逮捕 うその介護施設入居権めぐり
埼玉県に住む自称高校生の17歳の少女が、福岡市の84歳の女性から、うその介護施設入居権を巡って現金210万円をだまし取ろうとした現行犯で、東京都内で逮捕されました。 福岡県警中央警察署によりますと、5月29日、介護関連会社の従業員を名乗る男から、福岡市中央区に住む84歳の女性の自宅に「介護施設ができる」「あなたは入居する権利があるが、別に入居したい人がいるので譲ってほしい」と電話がありました。 女性がこれを承諾すると、その後、別の男から「入居権の名義貸しは犯罪だ」「入居費用を振り込んだ人に返金しなければならない。後日返金するので210万円を支払ってほしい」などの電話があり、さらに東京都台東区のマンションへ現金で送るよう指示されたということです。 女性が送金する前に詐欺と気付いて警察に届け出たため、警察がおとりの荷物を送ったところ、これを受け取るため、6月6日午後に指定マンションの宅配ボックスに少女が現れたため詐欺未遂の現行犯で逮捕しました。 逮捕されたのは、埼玉県川口市に住む自称高校生の17歳の少女です。 警察は認否について明らかにしておらず、共犯の男らの行方を追っています。
テレビ西日本