吉備中央町の浄水場水質問題 町が健康影響調査の概要を円城地区の自治会長らに説明 岡山
KSB瀬戸内海放送
岡山県吉備中央町の円城浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物が検出された問題です。10日夜、町が円城地区の自治会長らに血液検査の概要などを説明しました。 【写真】説明会の様子
町が開いた説明会には、円城地区の6つの自治会から10人が出席しました。町は、住民の健康影響調査を岡山大学に依頼しています。 調査は18歳以上の住民を対象に行われ、水道水を飲んだ量を調べたり希望者に対して血液検査で有機フッ素化合物の血中濃度を調べたりします。血液検査は早ければ2024年10月に始まり、5年後に再び行うということです。 説明会は一部非公開で行われました。 出席した人によりますと、住民側からは「腎臓の検査もしてほしい」「子どもの健康も調査してほしい」などの意見が出たということです。 (円城地区の自治会長) 「(検査してもらえるのは)本当にありがたいところです。(子育て世帯は)子どもさんはこれから成長していくわけですから、そういったところで長期的にケアしてほしいと。(町は)手厚い対応をしていただけるのかなと」
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