Netflix映画「範馬刃牙 VS ケンガンアシュラ」キーアート

アニメ「刃牙」シリーズと「ケンガンアシュラ」がコラボした映画「範馬刃牙 VS ケンガンアシュラ」の製作が明らかに。Netflixで6月6日に全世界独占配信される。このたびティザーアートとティザー予告が解禁された。 【動画】映画「範馬刃牙 VS ケンガンアシュラ」ティザー予告 Netflixで配信されているマンガ原作の格闘アニメという共通点のある2作。2020年7月には「刃牙」の主人公・範馬刃牙と「ケンガンアシュラ」の主人公・十鬼蛇王馬が対峙するコラボアートも発表されていた。翌年には「刃牙」シリーズから若き日の愚地独歩が「ケンガンアシュラ」の拳願仕合に参戦する読み切りマンガ「『刃牙』×『ケンガンオメガ』」が週刊少年チャンピオンに掲載されるなどコラボが続いた。 そして両作の世界観がアニメでも横断。地上最強の高校生・範馬刃牙と二虎流を受け継ぐ十鬼蛇王馬の対決が映画で実現する。声優はアニメシリーズと同じく刃牙役を島崎信長、王馬役を鈴木達央が担当。「ケンガンアシュラ」原作者のサンドロビッチ・ヤバ子が原案協力に名を連ね、「刃牙」シリーズを手がける平野俊貴が監督、イシノアツオが脚本、トムス・エンタテインメントがアニメーション制作を担う。 YouTubeで公開中のティザー予告には「世界が、この一戦を待っていた」という煽り文句も。後半には刃牙と王馬が道路を挟んで対峙するシーンも確認できる。 さらに「ケンガンアシュラ」担当編集の小林翔（小学館）と「範馬刃牙」宣伝担当の横井佑来（秋田書店）からコメントも到着。小林は「範馬刃牙の強さは知っていますが、うちの十鬼蛇王馬（トキタオウマ）や拳願会の闘技者が負ける姿も想像できません。これはNetflixの場を借りた秋田書店と小学館の代理戦争です。地下闘技場の戦士たちの胸を借りるつもりで、ブッ倒しにいきます！」と宣言し、横井も「30年格闘漫画を牽引する『刃牙』シリーズ。地下闘技場戦士たちが格の違いを見せつけてくれると信じております。戦いの最後に烈海王がこういってくれるでしょう。『キサマ等のいる場所は既に──我々が20年前に通過した場所だッッ』と」と応じている。全文は下記の通り。 ※島崎信長の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記 ■ 小林翔（小学館「ケンガンアシュラ」担当編集）コメント 開始（はじまり）は10年前── 「ケンガンアシュラ」単行本の推薦コメントを刃牙シリーズの板垣先生に依頼した数日後、「オレオレ、板垣。今からマンガ持って来れる？」と電話を頂いた時でした。 事務所でお会いした板垣先生と、マンガ制作や格闘技のことなど深夜から空が白むまで語り合わせていただいた日は今も忘れません。 時は流れ──あの時、先生に推薦いただいた「ケンガンアシュラ」は世界中に多くのファンができるほど大きくなりました。 だからこそ恩返しとして……拳で挑ませていだきます!! 「アンタも闘るのかい？」 範馬刃牙の強さは知っていますが、うちの十鬼蛇王馬（トキタオウマ）や拳願会の闘技者が負ける姿も想像できません。 これはNetflixの場を借りた秋田書店と小学館の代理戦争です。 地下闘技場の戦士たちの胸を借りるつもりで、ブッ倒しにいきます！ ■ 横井佑来（秋田書店 宣伝部「範馬刃牙」担当）コメント 「ケンガンアシュラ」は連載開始時から「『裏サンデー』ですごい作品が始まった！」と1話目から連載を追いかけていました。小林さんの仰る帯コメントについては、当時私は担当だったにもかかわらず板垣先生がコメントを寄せることなど露知らず、先生からコメント文面を聞かされてはじめて、初のコラボが実現することを意識しました。互いの作品は数々の共通点があるものの、作品世界が交錯することはこの帯コメント以外ありませんでした。 しかし2021年、刃牙の連載30周年を記念したトリビュート漫画として、その作品世界が初めて交わることになったのです。サンドロビッチ・ヤバ子先生の深い「刃牙」ワールドへの造詣、だろめおん先生の「刃牙」シリーズに勝るとも劣らない格闘描写。お二人のお力のおかげで、2作品の橋渡しが現実的なものになったと言っても過言ではありません。 そして今日、Netflixにて漫画界最大の格闘技団体のコラボレーションアニメをお届けすることをお知らせできます。10年前に板垣先生が「追いつかれそう」と帯コメントで仰った作品が相手です。王馬や雷庵などキャラの「色気」も「動き」も相手にとって不足はありません。 しかし、30年格闘漫画を牽引する「刃牙」シリーズ。地下闘技場戦士たちが格の違いを見せつけてくれると信じております。戦いの最後に烈海王がこういってくれるでしょう。「キサマ等のいる場所は既に──我々が20年前に通過した場所だッッ」と。 (c)板垣恵介(秋田書店)／範馬刃牙製作委員会 (c)2023 サンドロビッチ・ヤバ子, だろめおん, 小学館／拳願会2