カブス・鈴木誠也「イライラしてたので、思いっきりバットを振ったら…」 約1か月ぶりの4号ソロ
◆米大リーグ ブレーブス1―7カブス(15日・米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク) 【動画】鈴木誠也の一振り!中堅左のスタンドに放り込む日米通算220号!! カブス・鈴木誠也外野手(29)が15日(日本時間16日)、敵地・ブレーブス戦に「2番・右翼」でフル出場し、約1か月ぶりの本塁打となる4号ソロを放ち、4試合ぶりのマルチ安打をマークするなど5打数2安打1打点でチームの勝利に貢献した。カブスは連敗を「2」で止めた。試合後の主な一問一答は以下の通り。 ―初回の強い当たり(投手強襲から右前に転がる二塁打)を振り返って。 「ピッチャー(先発・モートン)がいいですから。なかなか打てません。トーク(トークマン)がああやって(初球先頭弾)一発目にいい感じで行ってくれたので、僕も続く感じで行きたいなと。積極的に行こう、と思っていました。良かったです」 ―ちゅうちょなく二塁を狙ったのは、右翼手だからこそ、行けるという判断ができたのか。 「いや、そんなこと、考えている暇はないですよ。(タイミングは)アウトですからね。結果(相手が)ポロッとしてくれたから、セーフになりましたけど。(右翼手の動きは)見ていない。走ってたら、ボールが来ていたので、アウトだと思ったけど、ラッキーですね」 ―8回の本塁打は。 「イライラしてたので、思いっきりバットを振ったら、当たりました。最初、取られると思った。ちょっと(バットの)先気味だった。そういう時期なんです。入ったので、良かったです」 ―イライラとは、その前の3打席(凡退)ですか。 「いや、ずーっとですね。この数日。あんまりよくなかったので」 ―チームが2試合連続完封負けして、プレッシャーはありましたか。 「どうですかね。皆は。僕は気にしてなかったですけど」 ―マルチ安打や本塁打で、イライラは解消されそうですか。 「1打席目に出たので。基本的には全打席打ちにいくつもりでは行っている。でも、なかなかレベルが高いピッチャーなので、そう上手くはいかない。なるべく自分のスイングを心掛けてやっているので。結果的には良くなかったけど、スイング的にはそう悪くないと僕は思っていたので。今は我慢して、やっていければいいと思いますけど。いい吹っ切れができたと思います、最後のやつで」
報知新聞社