プロ1勝から5日…巨人ドラ1右腕が今度はプロ初セーブ「抑えじゃなくて中継ぎとしての気持ちで」MAX154キロ3人斬り
◆日本生命セ・パ交流戦 西武1―4巨人(31日・ベルーナドーム) 西舘はバットが空を切ると表情をフッと緩めた。4―1の9回に3番手で登板。先頭・滝沢を152キロで左飛。外崎を152キロで中飛。最後は中村剛を4球連続の直球勝負で、最後は152キロで空振り三振。最速は154キロ。10球で打者3人を抑え、20登板目でプロ初セーブをマークした。「最後で相手も食らいつくところもあると思いますし、自分の中では抑えじゃなくて中継ぎとしての気持ちでいつも通りいこうと思って入りました」と冷静だった。 【動画】おちゃめな助っ人左腕が船迫、西舘にイタズラ 開幕から新人最長タイとなる10ホールドを記録後は、プロ初黒星も経験。全球クイックで投げてきた右腕が足の上げ方を変えるなど、試行錯誤して、プロの世界に順応している。26日の阪神戦(甲子園)ではプロ初勝利を挙げたばかり。「データの方やコーチの方にもアドバイスをいただいて、今があると思う。今やっていることを崩さないように継続していきたい」。さらに経験を積んで大きくなる。
報知新聞社