岡山シーガルズ SVリーグ初勝利飾る 刈谷に3―0、攻守にしぶとさ
バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」女子は13日、赤磐市の山陽ふれあい公園総合体育館などで行われ、岡山シーガルズはホームで刈谷を3―0で下し、初勝利を飾った。通算1勝1敗。 シーガルズはレフト中本、ライト山城を軸に着実に加点。ジュースにもつれながら2セットを連取すると、第3セットは27―26のマッチポイントでレフト金田がブロック得点を挙げ、前日フルセット負けを喫した刈谷を接戦で退けた。 昨季のV1覇者のNEC川崎が埼玉上尾に3―1で勝ち、2戦目で今季初白星を挙げた。デンソーは山形にストレート勝ちし、2連勝。 男子は名古屋が東京GB、日鉄堺がV北海道にそれぞれ3―1で勝利し、開幕2連勝とした。 岡山シーガルズ3―0刈谷 26―24 28―26 28―26 【評】岡山シーガルズが攻守にしぶとさを見せてストレート勝ち。6点のリードを追い付かれた第1セット、19―14から5連続失点した第2セットともにジュースの末に奪ったのが大きい。攻めては浜田がネット幅を広く使ったトス回しで揺さぶり、被ブロックはわずか1本。守っては金田、城戸陽らが簡単には決めさせず攻撃につなげた。 刈谷は要所でサーブやスパイクの精度を欠き、ミスによる失点は24を数えた。