【天気予報】低気圧+強い寒気 中国地方「雷雲発達」北陸「警報級高波・大雨」の可能性〈雨風シミュレーション〉
低気圧が29(金)にかけて日本海から北海道付近へ進む見込みです。低気圧や上空に流れ込む強い寒気の影響で、北日本から西日本では29日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる所がある見込みです。各気象台が出している予報と12月1日までの雨風シミュレーションです。(予想画像は「写真を見る」から) 【写真を見る】【天気予報】低気圧+強い寒気 中国地方「雷雲発達」北陸「警報級高波・大雨」の可能性〈雨風シミュレーション〉 ■九州北部地方(山口県を含む) 【福岡管区気象台】1月27日16時00分 発表 対馬海峡では28日夜遅くにかけて、九州西海上では28日夕方にかけて西寄りの風が非常に強く吹き、しけとなるでしょう。また、九州北部地方では、28日夜遅くにかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。 [風の予想] 27日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 対馬海峡 20m (30m) 九州西海上 20m (30m) 28日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 対馬海峡 20m (30m) 九州西海上 20m (30m) ■中国地方 【広島地方気象台】11月27日16時08分 発表 中国地方の上空約5500mには、氷点下21度以下の寒気が流れ込んでおり、29日にかけては、氷点下27度以下のさらに強い寒気が流れ込む見込みです。このため、中国地方では、29日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するでしょう。 ■近畿地方 【大阪管区気象台】11月27日15時35分発表 28日にかけて、近畿地方の上空約5500mには、氷点下21度以下の寒気が流れ込む見込みです。このため、近畿地方では28日明け方にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するでしょう。 ■北陸地方 【新潟地方気象台】11月27日16時23分 発表 北陸地方では30日にかけて、海上を中心に強い風が吹き、海はしける所があるでしょう。また、29日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、大雨となる所がある見込みです。 低気圧の進路や発達の程度によっては、新潟県、石川県では警報級の高波となる可能性があります。北陸地方では雨雲が予想よりも発達したり停滞した場合は警報級の大雨となる可能性があります。 令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。