鍵山優真、ショートプログラム首位 4回転サルコーしっかり、トリプルアクセル転倒もジャンプ以外の要素無難にまとめる 全日本フィギュア
◇20日 フィギュアスケート 全日本選手権第1日(大阪府門真市・東和薬品ラクタブドーム) 男子はショートプログラム(SP)が行われ、昨季世界選手権2位で今季グランプリ(GP)ファイナル銀メダルの鍵山優真(21)=オリエンタルバイオ・中京大=が92・05点をマーク。大会初制覇に向けて、首位発進した。 28番滑走で登場した鍵山は祈るような表情を見せてリンクに入ると、冒頭で4回転サルコーをしっかり降りた。 続く4回転―3回転の連続トーループも着氷したが、3本目に跳んだトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は転倒した。それでもジャンプ以外の要素を無難にまとめた。 2位は今季全日本ジュニア選手権王者で90・31点をマークした中田璃士(16)=TOKIOインカラミ、3位は昨年大会の6位で89・72点をマークした友野一希(26)=第一住建グループ。11年ぶりの全日本選手権出場となる織田信成(37)=大阪スケート俱楽部=は84・53点の5位、今季GPファイナル3位の佐藤駿(20)=エームサービス・明大=は81・90点の6位でフリーに進んだ。
中日スポーツ