60メートルの崖下に転落 インドのバス事故で24人死亡
アルモラ、インド、11月5日 (AP) ― インド北部ウッタラカンド州で11月4日、42人が乗ったバスが道路から崖下に転落し、少なくとも24人が死亡した。 事故が起きたのは首都ニューデリーの北東約260キロのアルモラで、24人の遺体は収容された。 当局によると、救助隊や救援活動家らが現場に派遣され、車内に閉じ込められている乗客の救出作業に当たっているため、死者数は今後さらに増える可能性がある。 また、負傷者はケガの手当のため最寄りのヘルスセンターに搬送され、重症者はヘリコプターでの輸送準備が進められている。 予備調査の結果、老朽化した状態のバスは、横滑りして深さ60メートルの崖下に転落したものとみられている。 自力で脱出した乗客や、衝撃で車外に放り出された乗客が、当局に事故を通報したという。 インドの交通事故死率は世界で最も高く、毎年数十万人が死傷している。 事故のほとんどは、無謀な運転、整備不良の道路、老朽化した車両が原因となっている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)