節水シャワーヘッドって、実際のところ1ヶ月でどれだけの節約になるの?
さまざまなものが値上げになり、なるべく節約を心がけたいと考える人は少なくないでしょう。水道代もなるべく節約したいと考えて、シャワーを使う際に気になってしまう人もいるはずです。節水シャワーヘッドを節約の方法として検討する際には、購入代金などを考えると本当に節約になるのか気になるでしょう。 ここでは、節水シャワーヘッドを使うことで1ヶ月にどのくらいの節約になるのかを紹介します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
節水シャワーヘッドで節約できる金額
ここでは、節水シャワーヘッドで節約できる金額を概算で計算してみます。 ・シャワーで使う水の量 東京都水道局によると、シャワーで15分間水を出しっぱなしにした場合、180リットルほどの水を使用することになります。シャワーを出しっぱなしにすると、たった15分でも湯船の水量に近い量の水を使用することになるのです。 水道代は1リットルあたり0.24円が目安とされており、家族が4人と仮定して、1人15分シャワーを使用した場合、1日で172円かかることになります。1ヶ月にすると5160円です。 ・節水シャワーヘッドでは30~50%の節水 製品によって異なるものの、節水シャワーヘッドを使用することで、一般的には30~50%程度の節水効果が期待できるとされています。例えば、1ヶ月のシャワーによる水道代が5160円であった場合、1548~2580円の節約につながる可能性があります。年間にすると、1万8576~3万960円となり、節水シャワーヘッドを利用したほうが水道代を抑えられる可能性があるでしょう。
元は取れるのか
節水シャワーヘッドを利用することで、水道代の節約は期待できますが、当然最初は購入代金がかかることになるでしょう。製品よって特徴が違い、価格にも差があります。数千円程度の気軽に購入できるものから、数万円するものまで価格帯はさまざまです。 高機能の節水シャワーヘッドほど価格が高くなりますが、節水効果が高くなる傾向もあります。家族でどのような機能を求めるのかなどを考えて購入するシャワーヘッドを選ぶ必要があります。 最終的に節水シャワーヘッドを使い続けることで、元を取ることは可能でしょう。3000円程度の製品であれば、家族4人なら2~3ヶ月ほどで元が取れます。2万円程度の節水シャワーヘッドでも、7~8ヶ月ほどで元を取れるでしょう。価格帯にもよりますが、1年以内に元を取ることが可能なので、最初は高い出費に感じても、長い目で見れば節約につながるでしょう。