「制限は正解だったな」生田斗真の炎上で再燃する“タレントのSNS禁止”論争…過去には平野紫耀、木村拓哉らも炎上騒動
5月7日、俳優・生田斗真が、妊婦に対する「旦那様に無痛おねだり」発言について、《僕の発言で傷つけてしまった方がいるようです。ごめんなさい》と謝罪した。 【写真あり】多くの拒否反応を呼んだ生田斗真“まさかの返信” 生田は5日、自身のInstagramで、ファンからの「出産怖い」という発言に対し、「旦那様に無痛おねだりするか」と返信。《女性にとって出産は命懸けなんですよ。無痛を旦那様におねだりって考えきもい》《最低な返し》などと、世間の猛批判を浴びていた。 批判をうけ、7日夜に更新したInstagramのストーリーズでは、《費用はかかってしまうけど恐怖心を緩和するためにも、一つの大切な選択だと勉強をしていたので それをご家族で話し合われる事もいいのではないかとお伝えしたかったのだけど言葉足らずでした》と釈明している。 しかし、謝罪をへてもなお、炎上騒ぎは収まっていない。2023年に旧ジャニーズ事務所を退所し、フリーとして順調に活躍してきた生田だが、ここへきて大きくつまづいてしまった。今回の発言をうけ、Xでは、タレントの「SNS解禁」の是非を問う声が続出している。 《生田斗真の件、見てるかぎりやっぱり事務所がSNS解禁に慎重だった理由がよく分かるし、守ってくれてたんだと思う。タレントのSNSは本当に賢くないと大変だよ》 《生田斗真のキモ発言、日に日に燃え広がっててやはり事務所がSNS制限してたの正解だったなとここでも思うわ。》 《ジャニーズ達、呪縛から解き放たれたからって無闇にSNSしない方が良いかもね。SNS慣れしてる芸能人でも言葉選びは難しくて、誤解されて炎上することなんて普通にあるんだからさ。ジャニーズ達はその辺慣れてないんだから生田斗真さんみたいのどんどん出てきそう…夢は夢のままでいてくれ…》 「旧ジャニーズ事務所は、長年、タレントがSNSを利用することを禁止してきました。近年はそういった縛りもゆるみ、木村拓哉さんや堂本剛さんなど、SNSを始める人が出てきています。 解禁が始まっても、当初は年代による縛りがあったようです。2023年1月にInstagramを開設した亀梨和也さんは、『個人は僕ら世代はまったくダメ。上の先輩たちはOKになってた』として、事務所に直談判して開設にこぎつけたと、自身のYouTubeで語っています。亀梨さんより下の世代になる菊池風磨さんは、2024年1月に個人のInstagramを開設していますから、すでに年代の縛りは、ほぼなさそうです。 また、平野紫耀さんや二宮和也さんなど、事務所を飛び出した“辞めジャニ”がSNSを開設することもパターン化してきました。しかし、SNS開設で喜ぶ声ばかりかというと、そうでもありません」（芸能記者） タレントがSNSを開設すると、ほかのタレントやファンとの交流が活発になる一方、発言内容が瞬時に拡散され、炎上するリスクにもさらされることになる。それまで作り上げてきたキャラクターと、SNSでの立ち居振る舞いにズレがあれば、「イメージと違う」と失望されることも。 「実際、TOBEに移籍した平野さんがInstagramを始めたころ、ファンからの質問に対する回答が何度か物議を醸していました。《出前何とったの？》という質問に《あなたですけど、、、まだ？》、《しようくんがヤってる集中力を上げるコツを教えて欲しいです！》という質問に《ヤだけカタカナなのなぁぜなぜ？←最近覚えました笑》と返信。King ＆ Prince時代の天然・不思議キャラなイメージからはほど遠い、ラフな回答を連発し、『イメージ崩れる』という声も少なくありませんでした。 また、事務所内では早めにInstagramを開設した木村さんも、2023年9月におこなわれた事務所の謝罪会見後、《show must go on！》のメッセージとともに敬礼ポーズを公開し、多くの批判が寄せられました。創業者の故・ジャニー喜多川氏の口癖として知られる言葉ですが、ジャニー氏による深刻な性加害が明らかになったなか、あおるような投稿をしたことが非難の的に。その後、木村さんは投稿を削除しています」（前出・芸能記者） 些細な発言が一瞬で拡散される現代において、炎上なしにSNSを運用するには、相当に高度なリテラシーが求められてくる。タレント個々人に管理を任せるのか、事務所が管理していくのか、はたまた、開設しない選択肢を取るのか。芸能人にとっては、難しい話だ。
