「全ての兆候は佐々木朗希がヤンキースに行くことを指し示している」 米メディア、ドジャース・パドレス説から転換か
ロッテからポスティングシステムでメジャー挑戦を目指す佐々木朗希投手(23)について、大方の米メディアはドジャースとパドレスが最有力候補だとしてきた。だが、米キングソースは24日(日本時間25日)、「全ての兆候は佐々木朗希がヤンキースに行くことを指し示している」と『東海岸の盟主』こそが大本命だとした。 「ヤンキースが最も有力である最大の理由は、佐々木にとってアイドルの田中将大がプレーしたのはヤンキースで、田中とのコネクションがあることだ。佐々木のアイドルはダルビッシュでも大谷でもなく、田中だった。しかも、ダルビッシュが所属するパドレスと、大谷が所属するドジャースは、面談したとは報じられていない」 これに対し、ファンが「パドレスとドジャースは佐々木側と面談と報じられている」とリアクションすると、同メディアは「それら2チームは、あくまで『有力候補』と伝えられているだけだ。両チームとも『既に面談した』という一報は出ていない」と反論した。 ヤンキースのキャッシュマンGMは18日(同19日)、近日中にカリフォルニア州で佐々木側と面談する予定があるとし、「すごい才能の持ち主であることは疑問の余地がない」と獲得に意欲を見せた。ただし、チームOBの松井秀喜さんや田中が面談に同席するかどうかについては明かさなかった。 現時点で、佐々木との面談が判明したチームはニューヨークに本拠を置くヤンキースとメッツに加え、シカゴのカブスとホワイトソックス、さらにレンジャーズとジャイアンツの計6球団だ。一方、フィリーズに加え、この日はレッドソックスも「佐々木側から面談の予定は伝えられていない」と明かし、東の名門2球団が脱落かと報じられている。 ウルフ代理人によれば、佐々木側にはメジャー20球団以上が接触。カブスとの面談をいち早く報じた地元放送局マーキーSNのブルース・レバイン記者は「現状では、佐々木が実際に面談するのは12~15球団になるだろう」としている。
中日スポーツ