【宝塚記念 キーマンズトーク】ドウデュース・友道康夫調教師「日本の道悪はこなせる」
ファン投票第1位のドウデュースが、「第65回宝塚記念」で有馬記念との冬夏グランプリ制圧に挑む。2歳時から4年連続のGⅠ制覇もかかるが、武豊騎手とのコンビはまさに盤石。送り出す友道康夫調教師(60)も自信の表情だ。 ――前走のドバイターフは5着 「ゲートで落ち着きがなく、出遅れて後ろからの競馬になったうえ、直線で前が壁になって開かなかった。不完全燃焼だったね」 ――その後、ここへ向けての調整過程は 「すぐに元気を取り戻し、日本に着いてからもダメージはなく順調。1週前追い切りは武豊騎手が騎乗してのCWコース3頭併せで、しっかり負荷をかけた。上がりの時計はすごく良くて、〝さすがドウデュース〟という動きだった」 ――最終追い切りは芝コースで追いかける形 「前に馬を置いて目標にして行きすぎないように。鞍上がうまく乗ってくれて、いい追い切りができた」 ――今回勝てば4年連続のGⅠ制覇。年を重ねるごとに成長が見られる 「精神面でもともとヤンチャなところはあったが、ここへきて若干落ち着きが出てきたし、貫録もついてきた。以前は幅があってムキッとした馬体だったが、最近は胴が伸びてスッとした感じのハーツクライ体型になってきた」 ――京都は初めて 「外回り、2200メートルの距離はまったく問題ないと思うが、初めての下り坂がどうかだね」 ――週末は雨予報 「(ロンシャンの重馬場で2度負けているが)日本の馬場の道悪はこなせると思っている」 ――歴代最多得票でのファン投票1位 「日ごろからメッセージやファンレターをもらっているが、改めてこの馬の人気の高さを感じた。ファンの皆さんの期待に応えたい」(夕刊フジ)