今も当時も麗しい!英国王室メンバーの「ティーン時代」を振り返り
おそらくどの国でも、10代後半の若者たちの多くの心を占めているのは、大学への進学や、高校の卒業パーティといったこと。だが、各国の王室に生まれ、世界中の人々の視線を浴びながら成長するロイヤルたちはある意味、より厳しい環境のなかで暮らしている。例えば、亡きエリザベス女王が初めて国民に向けてスピーチを行ったのは、わずか13歳の王女のときだった。 幼いうちは比較的“普通”に過ごせるロイヤルキッズも、ティーンになれば次第に増えていく公務と、学生としての生活のバランスを取る必要に迫られる。また、写りが気に入らない写真を、普通のティーンたちのように「自分で削除」することも許されない。 以下、英国王室メンバーたちの、若かりし頃の姿を収めた写真をまとめてお届けする。 ※肩書はいずれも、撮影当時のもの。 Translation: Ryoko Kiuchi From TOWN&COUNTRY 【写真】ロイヤルメンバーの若い頃と今を並べて比較
ウィリアム王子(イギリス)/17歳
運転免許の取得試験に合格し、嬉しそうな王子。最初に所有した車は、父のチャールズ皇太子から誕生日にプレゼントされたフォルクスワーゲン「ゴルフ」だった(1999年撮影)。
チャールズ皇太子(イギリス)/18歳
伝記作家によると、両親は公務で忙しく、学校ではいじめを受けていたチャールズ皇太子は、「寂しい子ども時代を送った」という。誕生日を記念して、バルモラル城で撮影された一枚(1966年撮影)。
アン王女(イギリス)/19歳
エリザベス女王のひとり娘である王女は、11歳から馬術競技の大会に出場。選手として華々しい成績を収めている。1976年にはロイヤルとして初めて、オリンピックの代表選手に選ばれた(1969年撮影)。
エドワード王子(イギリス)/19歳
ギャップイヤーを過ごしたニュージーランドから帰国した王子。 この後、王子はケンブリッジ大学に進学、歴史学を専攻したが、実際は成績が悪く、入学が認められたことが問題視された(この件は『ザ・クラウン』シーズン4でも取り上げられている、1983年撮影)。