4月27日にオープンした「焼肉いつき 別館」

　近鉄布施駅近くに「焼肉いつき 別館」（東大阪市足代新町、TEL 06-4302-4129）がオープンして2カ月がたつ。（東大阪経済新聞） 【写真】ランチメニューの「特上赤身定食」 　経営は「いつき」（長堂1）。黒沢勇樹社長は「小さい頃から焼き肉を食べに行く機会が多く、高校1年から3年まで焼き肉店でアルバイトをしていた。30歳で焼き肉店を出店する目標を立て、営業職に就いて資金をためた」と振り返る。 　黒沢社長は2015（平成27）年11月、29歳で布施・あかつき通りに「焼肉いつき 本店」（長堂1）をオープンした。その後、利用客から「バーベキュー用のお肉がほしい」という要望が多かったことから、2019年に「いつき精肉店 足代店」（足代1）を出店。2022年には、1階が精肉店、2階でバーベキューができる「いつき精肉店 BBQ店」（大阪市生野区）をオープンした。 　4月27日にオープンした別館は本店近くに位置する。「本店は7卓しかなく、週末などは席が足りないので別館を出したいと思っていた」と黒沢社長。「本店のイメージカラーは黒と赤だが、布施にないデザインにしたいと別館は内装にグレーを使うなどシックな感じにし、座席の配置なども自分で考えた」という。1階に36席、2階に44席を設ける。 　メニューは、上塩タン（1,780円）、ハラミ（880円）、上ミノ、てっちゃん（以上、780円）、アカセン（680円）、にんにく塩ダレ3種盛り（1,580円）、いつき上3種盛り（1,880円）、牛のたたき（1,800円）など。「肉質が良くて安い、コスパにこだわっている。ロースやモモなどは仙台牛を使い、ホルモンは食肉工場から直接仕入れている」と話す。ディナータイムの客単価は5,500円。7月からはコース料理の提供も予定する。 　ランチメニューは、カルビ、ハラミ、ホルモンをセットにした「いつきA定食」（1,200円）、ウチモモ、ランプ、ラム芯をセットにした「特上赤身定食」（1,700円）、塩タン定食、冷麺定食（以上、1,000円）など11種類。ご飯、スープのお代わりは2杯まで無料。 　黒沢社長は「全店の仕込みをするセントラルキッチンがあるので、フランチャイズ展開もしていきたい」と意欲を見せる。 　営業時間は、ランチ＝11時30分～15時、ディナー＝17時30分～23時。