「宙わたる教室」絶対に左手をポケットから出さなかった岳人の覚悟 殴られても殴られても…ネットも泣く
3日に放送されたNHKドラマ「宙わたる教室」では、岳人(小林虎之介)が、科学部の実験装置を破壊した友人・三浦(仲野温)へ会いに行く。そのときの岳人の左手にネットは涙した。 この日の「宙わたる教室」は、岳人の昔の友人に実験装置を破壊されたことがきっかけで、科学部は空中分解状態に。顧問の藤竹(窪田正孝)は、過去、自分の言動が一人の生徒の人生を狂わせてしまったことがあり、そのことと科学部メンバーのことを重ね、胸を痛めていた。 恩師からの助言もあり、藤竹は科学部メンバーに自分の考えを告白することを決心する。科学部メンバーに部室に来るように伝えるも、岳人だけは教室に姿を見せず。藤竹は集まったメンバーに自分が科学部を作ったのは「実験だった」と謝罪するが、そこへ岳人が飛び込んでくる。岳人の顔は明らかに誰かに殴られた傷があった。 岳人は、1人で実験装置を壊すように指示した三浦を訪ねていた。「気が済むまで殴れ。その代わりもう科学部には関わるな」と言った岳人に、三浦は思いきり殴りかかる。 そのときの岳人の左手はポケットに入ったまま。いくら殴られてもその手をポケットから出すことはなかった。 三浦は、科学の実験にのめり込んでいく岳人が自分を見放したと感じており、そのことを訴えるも、岳人は「違うところで生きていても、それを認め合いながら生きていくのがダチってもんじゃねえのかよ」と、決して三浦のことを忘れたわけではないと伝えていた…。 岳人の覚悟の左手に気づいたネットも多く「三浦に何回殴られても、左手を絶対ポケットから出さなかったのも岳人の覚悟みたいに見えた」「岳人は自らケリを付けに行ったんだな。周りに説得されるわけではなく自ら立ち上がって三浦を科学部から遠ざけた」「柳田と三浦のラストシーンに号泣」「がっくんと朴くんと三浦が本当のダチだと描いてくれた脚本に感謝」「もう泣いた泣いた これで三浦くんも一歩前に進めたと思うよ」など、涙する声が数多く上がっていた。