“目玉焼きをおいしく焼く”ことに特化した燕三条生まれの「鉄のフライパン」。その驚きの工夫とは
新潟県燕三条で金属の可能性を追い求める『ビーワーススタイル』が開発した「目玉焼きがおいしく焼ける鉄のフライパン」。いつもの目玉焼きをワンランクアップさせる、そのこだわりとは?
朝食に欠かせない人気の卵料理「目玉焼き」。卵を割って焼くだけのシンプルな調理工程ながら、焼き方にムラができたりと調理上級者でも苦戦しがちな料理の一つでもあります。 【画像】片手調理に適した絶妙なサイズ感 そこでご紹介したいのが、『ビーワーススタイル』が開発した「目玉焼きがおいしく焼けるフライパン」。目玉焼きを焼くことに特化した鉄のフライパンで、外はカリカリ、中はとろりとジューシーに焼き上げ、作りやすさも追及したそうです。その秘訣をご紹介しましょう。
鉄のフライパンだからこそ実現する「高温」がおいしい目玉焼きのカギ
普段、何気なく作る目玉焼きですが、好みの焼き上がりにならないこともしばしば。これにはフライパンの温度が深く関わっているのだそう。卵がおいしく焼ける温度は160~180度と言われ、高温を維持することでメイラード反応(焦げ)が起き、いい香りと焼き上がりが生まれるのだとか。 一般に広く使われているフッ素樹脂加工のフライパンは、こびりつきにくい反面、高温を続けると素材のアルミの変形や、フッ素樹脂加工の劣化に繋がることも。また、冷たい食材を入れるとフライパン表面の温度が下がって、再び高温になるまで時間がかかります。 しかし鉄のフライパンは高温が得意。保温性にも優れ、食材を入れても表面温度は下がらず、高い温度をキープ。また、熱伝導が良く食材に早く火が通るので、高温がカギの卵料理に最適なのです。
底面、深さ、サイズまで追求した目玉焼きに最適な形状
高温の状態から、さらに作りやすくおいしく焼き上げるためにこだわっているのが、フライパンの形状。「目玉焼きがおいしく焼けるフライパン」は、卵がムラなく焼き上がるよう、平らな面をぎりぎりまで広げています。卵を3つ同時に焼いても熱が均一に伝わり、ベーコンエッグのベーコンにも全体にしっかり焼き色が付き、完璧な仕上がりに。
また、フライ返しが差し込みやすいよう、縁は低めに設定。どんな焼き具合の目玉焼きも、形を崩すことなく手早くお皿に移し替えることができます。 直径は20cmで持ちやすく扱いやすいサイズ感。これなら目玉焼きの登場シーンが多く慌ただしい朝にも気軽にさっと取り出せますね。もちろん、フラットな底面を生かして、餃子やホットケーキなど他の調理にも活躍します。