【WEリーグ】新理事の海堀あゆみさん、「女子サッカーは進化している」
■胸張ってWEリーガーに
Q.有力選手の海外移籍が続いている-- 「世界が女子サッカーに力を入れてきて、プロリーグが各国で立ち上がり、世界にチャレンジしやすくなったことは(海外移籍の理由として)大きいと思う。 WEリーグも競技面のレベルは上がっています。アンダー世代のU17やU20で活躍している若い選手やこれからの選手もたくさんWEリーグにはいます。かと思えば、2011年に一緒に優勝したメンバーも(現役で)頑張っている。WEリーグから世界に出て行った選手たちが、また帰って来れるリーグにすることも大事だと思います」 Q.海堀さんがサッカーを始めた頃は-- 「私がサッカーを始めた頃は、恥ずかしながら女の子のチームがあるとは全く知らなかった。男の子たちとサッカーをし、小学校のアルバムに私は『将来はJリーガーになりたい』と書いていました。男の子たちもそう書いていたからです。 今は女の子のチームが増え、なでしこジャパンという言葉は恐らく小さな子どもでも知っている。子どもたちが日本でプロサッカー選手になりたいという時に、『WEリーガーになりたい』と胸を張って書けるのは大きな進歩だと思います」 Q.最後にサッカーに取り組む若い女性たちにメッセージを-- 「いや、もう、思う存分、好きなことをやってほしいと思います。本当に上を、プロを目指す選手は頑張ってほしいです。サッカーに関わる様々な仕事もあるので、自分のなりたい自分になってほしいなと思います」 (浮田信明)