【中山金杯】昨年4着の雪辱へ!ボーンディスウェイがエネルギッシュ走 木幡巧也騎手「仕上がりは前回と同じぐらい、いいです」
中山金杯の追い切りが2日、東西のトレセンで行われた。美浦ではボーンディスウェイが単走ながらはつらつとした動きを披露。昨年4着の雪辱へ、着々と態勢を整えている。 ◇ ひと回り大きくなって、年始の名物重賞に帰ってきた。新春の柔らかな日差しのなか、昨年4着のボーンディスウェイは美浦坂路で足慣らしをしてからWコースへ。単走馬なりながらエネルギッシュな脚さばきを見せ、6ハロン82秒9-11秒6とラストにはじけた。 またがった木幡巧騎手は「いい動きですよ。先週、先々週と強めに追い切ったので今回は軽めにしましたが、2週前からできているぶん、いい感じにきています。仕上がりは前回と同じぐらい、いいです」と力強い言葉を並べた。前走のオクトーバーS(L)は、好位追走から早めに抜け出し1馬身¾差の完勝。5歳秋にしてオープンクラス初勝利を飾り、「見た目からお尻が大きくなっています。年齢を重ねて良くなってきていますね」と成長ぶりに目を細める。 所属する牧厩舎の馬で重賞にチャレンジするのは今回で13回目。昨年のリベンジ、そして師弟タッグでの重賞初Vへ―。節目のデビュー10年目を迎えた鞍上は「自分の形ができれば前走ぐらい走る馬。強い馬ですよ」と奮い立っている。(山口遥暉)