【安田記念・木曜追い切り】美浦滞在のダノンスコーピオンは福永調教師が騎乗し躍動 上昇に手応え「期待以上でした」
[GⅠ安田記念=2024年6月2日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝1600メートル] <美浦>近年は低迷気味だったダノンスコーピオンだが、前走・GⅡ京王杯SCで復活の兆しを見せる4着。その後は美浦トレセンに滞在し、中2週でここへ向けて調整されてきた。 30日は福永調教師が騎乗して南ウッドで単走馬なり。鋭い伸びで馬場の外めを駆け抜け、5ハロン69・1ー10・8秒を計時した。福永師は「時計も体調もいいが、(前走時は)躍動感がいまひとつで動きの質を上げたいと思っていました。一度使われて動きのクオリティーを確かめるためにもまたがったが、動きの質が上がっていて驚いたよ。期待以上でした」と前走からの上昇度に好感触。 レースに向けては「このままピークまでいけそうですね。もたれることもなかったですし。まだまだやれるんじゃないかな…」と昨年13着からの巻き返し、さらには復活Vへ期待を込めた。
東スポ競馬編集部