正月2日には15年ぶりに権現様が家々を回る 大槌町稲荷神社で年越し準備
IBC岩手放送
岩手県大槌町の神社では新年の神棚に供えるお札などを手渡す年越しの準備に追われていました。 大槌町安渡の大槌稲荷神社では近所の氏子らが新年の神棚に供えるお札や幣束、しめ縄などを受け取りに訪れていました。大槌の人々から「二渡さん」と呼ばれ親しまれている神社では、2010年を最後に途絶えていた正月に権現様が家々を周る風習が15年ぶりに復活することになりました。 大槌稲荷神社・小國正人 権禰宜 「昔のようにまたこの町にお正月の風物詩がかえってくるということは非常にうれしいことですし、私がお声がけしたときに快く引き受けて下さった皆さんに感謝だなと思っています。」 権現様は年明け2日、家内安全・商売繁盛を願って安渡地区の200軒余り回ります。
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