69周年覇者の中島孝平に期待が高まる/ボートレース三国・北陸艇王決戦
展望
福井支部からは6選手が登場も、今大会はA2級の今垣光太郎が不在。そうなると69周年覇者の中島孝平に期待が高まる。今年は優勝こそないが、地元水面では2節連続で優出とさすがの走り。今年1番の大輪の花をここで咲かせてほしい。萩原秀人の安定感のある走りや松田祐季の鋭いターンはここも光る。地元周年初制覇に期待だ。一方、遠征勢も豪華なメンバーが揃った。SGボートレースメモリアルを連覇した馬場貴也。デビュー水面でもある当地で今大会も躍動する。68周年でパーフェクトVを果たした毒島誠、前大会ウイナー・磯部誠。松井繁・石野貴之の大阪支部2強にも注目だ。 【写真あり】出場選手の一覧はこちら
水面・モーター
ホーム追い風が強めに吹くことが多いが、展示と本番で風向き、強さが変わることも多々あり、水面状況は細かくチェックするのが大事だ。イン有利でアウトは1マークが遠く届きにくいが、風の吹き具合でセンター勢の攻めが決まりやすくなり、高配当が飛び出ることも多い。モーターは2月末から使われており、61号機が近況旬でエース格と言える。8月末から9月までの4節のうち3優勝、バランス良く全ての足が良い。他にも、10月中旬に船岡洋一郎がセット交換を行い、一気に舟足が良化し優勝を手にした64号機、40号機も近況再び気配が良好。51号機、38号機、20号機も注目だ。
今節のキモ
今大会も女子レーサーが3選手参戦。その中でもやはり地元の西橋奈未に注目。初めて参戦した2大会前は準優で惜しくも3着と優出を逃し、前大会はF2での参戦、A1級キープと地元レディースCC出場権の2つの勝負駆けとかなりプレッシャーのかかる中、予選突破はならずとも残り2つの勝負駆けは見事に成功してみせた。そのレディースCCでは優出、後に悲願の地元初Vを決め、着実に力をつけている。充実一途の今、地元でタイトル奪取なるか。女子唯一のSG覇者である遠藤エミ、9月に産休後初Vを果たし上昇ムードの小野生奈と奮闘を誓う走りに期待だ。
マクール