「新しい恐怖に出会いました」木村昴ら、毒グモパニックホラー『スパイダー/増殖』吹替キャスト発表
第56回シッチェス・ファンタスティック映画祭で審査員賞を受賞したフランス発の毒グモホラー映画『スパイダー/増殖』より、日本語吹替版のキャストが解禁され、主人公カレブ役を木村昴、妹のマノン役を新田恵海、友人リラ役を大橋彩香が務めることが明らかとなった。併せて、トーク付き日本語吹替版先行上映会の開催も決定した。 【写真】毒グモが脱走、住民たちに襲い掛かる! 映画『スパイダー/増殖』場面写真 本作は、スティーヴン・キングやサム・ライミ監督に絶賛された毒グモパニックホラー。主人公が飼っていた毒グモが脱走し、アパート内で繁殖、次々と住民たちに襲い掛かる恐怖を描く。 パリ郊外の団地で暮らす、エキゾチックアニマル愛好家のカレブ(テオ・クリスティーヌ)は、珍しい毒グモを手に入れる。日々、スニーカーの転売で稼ぐカレブは、同じアパートに住むトゥマニから注文を受けたスニーカーを渡す。その直後、原因不明の死を遂げるトゥマニ。警察は謎のウィルスが発生していると判断し、建物は封鎖され住民たちは閉じ込められてしまう。その裏で、カレブの毒グモが脱走し、彼が住むアパートで繁殖して、次々と住民たちに襲い掛かる…。 監督を務めたのは、1989年生まれの新鋭セヴァスチャン・ヴァニセック。衝撃のデビューとなる本作は、フランスのホラー映画において過去20年間で初となる初登場第1位を記録。約27万人を動員する大ヒットとなり、第49回セザール賞の最優秀新人監督賞と最優秀視覚効果賞にノミネート、第56回シッチェス・ファンタスティック映画祭の審査員賞を受賞した。ホラーの帝王スティーヴン・キングは「恐ろしく、気持ち悪く、よくできている」と絶賛。さらに、サム・ライミ監督から『死霊のはらわた』シリーズのスピンオフ作品の共同脚本兼監督のオファーを受け製作が決定するなど、ヴァニセック監督の快進撃が続いている。 この度、日本語吹替版のキャストが解禁。主人公カレブ役は、『ドラえもん』剛田武〈ジャイアン〉をはじめ、『呪術廻戦』東堂葵、『ヒプノシスマイク』山田一郎など数々の人気キャラクターの声を務める木村昴が演じる。妹のマノン役には、『ラブライブ!』高坂穂乃果、『境界線上のホライゾン』マルガ・ナルゼで知られる新田恵海。友人リラ役は、『アイドルマスター シンデレラガールズ』島村卯月、『BanG Dream!』山吹沙綾の大橋彩香が担当する。 木村は「新しい恐怖に出会いました。これまでのどのスパイダーパニックムービーとも違う。キャストたちの演技がとにかく生々しくて、蜘蛛も生き生きとしているんです。特に好きだったのは終わり方!意味不明だと思いますが『おっしゃれ!!』と思わず叫んでしまいました」と、作品についてコメント。そして「そういえば今朝うちに蜘蛛が出たんですが、こういうときどうしたらいいんでしょうか?カレブならきっと、、、ぜひ映画を観て確認してみてください!」とメッセージを寄せた。 また今回、10月30日に新宿武蔵野館にて、日本語吹替版の先行上映会開催が決定。上映前にはトークイベントが開かれ、主人公カレブ役を務めた木村昴と映画・音楽パーソナリティの奥浜レイラが登壇する予定(詳細は新宿武蔵野館の公式HP参照)。 なお日本語吹替版は、11月1日から新宿武蔵野館にて1週間限定で上映。逃げ場のない閉鎖されたアパートで、毒グモが襲い掛かる阿鼻叫喚地獄を豪華キャストがどう演じるのか期待が高まる。 映画『スパイダー/増殖』は、11月1日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。