観光協会がカレンダー発売 板橋らしさを地元ゆかりの絵師12人が描く
板橋区観光協会(板橋区板橋2)が12月9日、2025年のカレンダーを発売した。カレンダーは「絵本のまち板橋」をテーマに、板橋にゆかりのある絵本作家・イラストレーター12人がデザインした。(板橋経済新聞) 【写真】描かれる12カ月のイラストと作者の紹介(写真提供=板橋区観光協会) 「板橋区らしさ」と「季節感」を毎月のテーマとし、板橋の4大イベントである「いたばし花火大会」(作・たかいよしかずさん)、「板橋区民まつり」(作・岡村志満子さん)、「板橋農業まつり」(作・etoさん)、「板橋Cityマラソン」(作・前川明子さん)や、季節を象徴する出来事などを描いている。 毎月のテーマ設定は、区民の認知度が高いイベントやスポットの候補を職員で提案し、板橋・常盤台・志村・赤塚・高島平地域それぞれの区内の地域が偏らないように決めた。イラストは、ボローニャ展入選者や「絵本のまち板橋」事業に協力している、板橋区にゆかりのあるイラストレーターを候補とし、板橋区立美術館の学芸員が各人の特徴を生かすテーマを考えて選定した。 表紙や全体のディレクションは、上板橋駅の「絵本のまち板橋」ラッピングや2023年度の「絵本のまちひろば」のメインビジュアル、「ボローニャブックフェアinいたばし」のデザインなど、これまで数々の「絵本のまち板橋」事業に参加したオオノ・マユミさんが務めた。 観光協会の西村祥真さんは「絵本を通じて親しみやすいデザインになっているため、子どもから大人まで、あらゆる方に手に取ってもらいたい。掲載しているイベント情報を参考に板橋区の魅力を発見してもらえたら」と話す。 カレンダーは横型B5判サイズで、月ごとに区内のイベント情報を掲載。価格は400円。観光協会窓口や板橋観光センター、赤塚支所、区役所内「カフェダイニングNAKAJUKU」で扱う。
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