「うちの弟どもがすみません」完成披露試写会の様子。左から内田煌音、那須雄登、畑芽育、作間龍斗、織山尚大

映画「うちの弟どもがすみません」の完成披露試写会が本日11月14日に東京・丸の内ピカデリーで開催され、キャストの畑芽育、作間龍斗（HiHi Jets）、那須雄登（美 少年）、織山尚大（少年忍者）、内田煌音（ジュニア）が登壇した。 【写真】もこもこパジャマで登場したHiHi Jets作間龍斗 オザキアキラの同名マンガをもとにした「うちの弟どもがすみません」は、女子高校生・成田糸が母の再婚をきっかけに4人の弟たちの姉になり、同居生活を始める“ゼロ距離”ラブコメディ。畑が糸を演じ、作間が長男の源、那須が次男の洛、織山が三男の柊、内田が四男の類に扮した。 プレミアムパジャマパーティーと題し、成田家をイメージした舞台が用意された本イベント。「普段はどんなパジャマを着てる？」という質問に畑は「Tシャツに短パン、ジャージです」、作間は「そのままコンビニに行けるようなスウェットです」と回答する。続く那須が「テレビ番組の衣装だった青い襟付きパジャマを気に入って買い取りました」と言うと、織山も「僕も雑誌撮影のときの衣装を買い取りました」と述懐。内田は「僕はかわいらしい、青くてしっかりしたパジャマです」と答え、ほかのキャスト陣を笑顔にさせた。 今作で映画初主演を果たした畑は「糸ちゃんは、キラキラした女子高校生というより肝っ玉母ちゃん感があります。面白さやユーモアを入れられたらいいなと思いながら演じました。基本的にはおうちでの撮影が多く、氷嚢や扇風機でどうにかみんなで暑さをしのぎました」と回想。完成作を観た感想を尋ねられると「ロールキャベツのシーンは劇伴も付いていなくて、キャラクターたちの空気感がすごく伝わる場面になったと思います」とコメントする。 続く那須が騎馬戦のシーンを挙げて「事前にすごく練習もしていましたし、カメラが360°回っていて躍動感があった」と言うと、作間は「今まで騎馬戦をやったことがなかったんですが、下になっている方々に申し訳なくて。朝から晩まで騎馬を組んでいただいたので」と労いの気持ちを伝えた。また作間が那須・織山・内田との共演を「気心が知れている仲間なので撮影もしやすかったです。違和感なく安心できるなと初号試写を観て感じました」とうれしそうに語る場面も。 織山はラブコメ作品への出演について「ここまでキュンキュンする映画はなかなかなかったので新鮮でした。畑さんと顔を近付けるシーンは久しぶりに緊張しました」と振り返る。そして内田は先輩の演技を見習っていきたいと話し「織山くんの演技が特にすごかったです。泣くところも多かったので」と笑顔でたたえ、織山を大喜びさせた。 終盤には「うちの○○がすみません」というお題で撮影エピソードを披露するコーナーも展開。畑は「ツボが浅すぎてすみません」と思わず笑ってしまってNGを出したことを明かし、作間は「うちのO型がすみません」と言って「僕はO型なんですが、蚊が出る時期の撮影で刺されやすくて。草むらのシーンではとんでもないデカさの蚊に腕の内側を刺されて、とんでもなく腫れたのを隠しながら撮影しました」と伝えた。那須は麦茶を注ぐ音で畑と作間を笑わせてしまったこと、織山は現場でつい弟っぽさが出てしまったことについてトークを繰り広げる。最後に「お兄ちゃんたちにすみません」と話した内田は「3人も事務所の先輩がいたのに、畑芽育ちゃんと話すときが一番楽しすぎました。すみません」と打ち明けて笑いを誘った。 最後の挨拶で畑は「映画初主演となる作品は最初で最後。このキャスト、スタッフの皆さんと作り上げて無事お届けできることがうれしくてたまりません」と感慨深げに話し「皆様1人ひとりに宣伝隊長になっていただいて、たくさんの方に届くよう宣伝いただけたらと思っています。私たちも作品がもっと盛り上がるようがんばりますので応援よろしくお願いします」と呼びかけてイベントを締めた。 三木康一郎が監督を務めた「うちの弟どもがすみません」は12月6日より全国でロードショー。 (c)2024「うちの弟どもがすみません」製作委員会 (c)オザキアキラ／集英社