<河合優実×吉田美月喜>アニメ「ルックバック」で話題の若手俳優 声優初挑戦で全力
「チェンソーマン」などで知られる藤本タツキさんのマンガが原作の劇場版アニメ「ルックバック」(6月28日公開)。若手俳優として注目を集める河合優実さん、吉田美月喜さんが声優に初挑戦することも話題になっている。集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で2021年7月に発表され、初日で250万以上の閲覧数を記録した話題作で、マンガへのひたむきな思いが二人の少女をつなげるが、やがて大きな出来事により二人の運命が分かれていく……というストーリー。河合さんが学生新聞で4コママンガを連載している小学4年生の藤野、吉田さんが不登校の同級生・京本をそれぞれ演じる。河合さん、吉田さんに収録の裏側を聞いた。 【写真特集】話題の若手が話題作に! 「ルックバック」美しいビジュアルも
◇声が自分じゃないみたい
--原作は知っていた?
吉田さん 私はオーディションの時に知りました。藤本先生の「チェンソーマン」は読んでいたのですが、「ルックバック」は知らなくて、読んで衝撃を受けました。アニメ化され、声優としてオーディションに参加できることがうれしかったです。
河合さん 発表された当時、ネットで読んで、すごい作品だ!となりました。今まで触れたことがないような感触のマンガでした。人物が魅力的で、クールなトーンなのですが、迫ってくるような感覚があったんです。
--普段はマンガを読んだり、アニメを見たりする?
吉田さん 私が家が中3までテレビ、マンガが禁止だったのですが、コロナ禍の自粛期間中に、アニメを見るようになって、こんなに面白いんだ!と頻繁に見るようになりました。周りにアニメが好きな友達が多いので、面白い作品を教えてもらっています。
河合さん あまりアニメは見てこなかったのですが、家族が見ているのを横で見たり、お父さんの本棚にある「バガボンド」「20世紀少年」を読んだりはしていました。好きなマンガは「おやすみプンプン」です。絵が好きです。藤本先生の絵もすごく好きで「ルックバック」「さよなら絵梨」を読みました。